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【老化防止】アシュワガンダでテロメラーゼ活性が45%アップした研究結果【アンチエイジング】

[Anti-aging] Research shows that ashwagandha increased telomerase activity by 45% [Anti-aging]

この記事のネタバレ:

  • 「命のろうそく」テロメアが短くなるのが老化の要因の一つ
  • テロメアが短くなるのを防ぐのがテロメラーゼ
  • アシュワガンダはそのテロメラーゼを活性化させてアンチエイジングに貢献!

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そもそもアシュワガンダとは

What is ashwagandha in the first place?

アシュワガンダ(学名:Withania somnifera Dunal)は、数千年前からインドの伝統医療『アーユルヴェーダ』において、心身のストレスに効果を発揮する薬や強壮剤、更には媚薬としても活躍してきたハーブです。

今日では様々な臨床研究を通じ、それらの効果が現代科学にて証明され注目を浴びています。

実物はナス科の常緑低木です。馬の(アシュワ)匂い(ガンダ)が名前の由来。
馬の強壮な精力にちなんだという説も。

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テロメア・テロメラーゼとは

テロメア・テロメラーゼとは

今回ご紹介するのは、「Withania somnifera Root Extract Enhances Telomerase Activity in the Human HeLa Cell Line(訳:アシュワガンダエキスによるヒトHeLa細胞株におけるテロメラーゼ活性の亢進)」という研究です。

ざっくり言うと、「アシュワガンダが『テロメラーゼ(老化を防止するタンパク質)』の作用を活性化するっぽい!」という研究です。

テロメアの減少=老化と健康寿命の減少

テロメアの減少=老化と健康寿命の減少

テロメアDNAとは、細胞の末端(細胞の核外)に存在するDNA(遺伝子情報)のことを指します。

通常、このテロメアDNAは年齢を重ねるほどに短縮が進行。
そしてその短縮は、老化プロセス、さらには健康寿命そのものを決定することが示唆されています。

テロメアの別名は「命のろうそく」。
テロメアが短くなると老化する」ということ。

つまり大雑把に言うと、このテロメアを長く保つ=若い身体を保てるということ。
(テロメアの短縮は老化の一つの要因)

老化について予測されるデメリット

老化は誰でも訪れますが、緩やかに出来るならそれに越したことはないですね。

このテロメアの短縮を防ぐのが、次項で紹介する「テロメラーゼ」というタンパク質です。

テロメアの減少を食い止めるのがテロメラーゼ

テロメアの減少を食い止めるのがテロメラーゼ

テロメラーゼは、DNAの末端に位置する、細胞の寿命を延ばすためのタンパク質です。

つまり、先述のテロメアの減少を食い止め、老化を防止するのがテロメラーゼの作用です。

人間が生きていく上で、細胞分裂をするにはDNAの複製を行うことが必要です。

しかし、このDNA複製の際にはDNA鎖の末端部分が切り取られ、細胞分裂を繰り返すたびにこのDNA鎖が少しづつ削られていきます。

DNA鎖(Deoxyribonucleic acid chain)は、生命体における遺伝情報を記録している分子です。

テロメラーゼは、このDNA鎖の短縮を防ぐために、DNA鎖の末端部分を複製することで、細胞の寿命を延ばすことができます。

細胞分裂で削られてしまうDNA鎖の末端部分を、テロメラーゼによる複製で補完するわけですね。

テロメアとテロメラーゼの維持は、老化を遅らせ、健康な寿命を維持するために必要不可欠です。

若い肉体を保つ=テロメアを長く保つ。

そして、テロメアを長く保つのがこのテロメラーゼ

アシュワガンダはこのテロメラーゼの作用を活性化させる効果がありそう」というのが今回の研究。

ちなみに、この実験よりも以前、通常ヒトでの肯定的な結果の前兆である「線虫」でも、アシュワガンダにてテロメラーゼ活性の増強がみられたとこの論文では述べています。

線虫が実験動物として優秀な理由

  • 遺伝子情報の約40%がヒトのそれと共通の働きを持っている
  • 実験費用が安い
  • 身体の構造が単純で扱いやすい

一般的に「線虫で良い結果が出るなら、ヒトでも同じように良い結果が得られる可能性が高い」とされています。

実験の内容:様々な濃度のアシュワガンダ根エキスにヒトHeLa細胞株を浸す

様々な濃度のアシュワガンダエキスにヒトHeLa細胞株を浸す

今回の研究では、ヒトの細胞について、アシュワガンダの摂取によるテロメラーゼ活性の向上の有効性を検証。
手法としてはin vitroの細胞培養を選択しています。

in vitro:実験室で人工的に作られた環境下で行われる実験のこと。
要するに、実際の生物ではなく試験管の中の細胞で検証するイメージ。

実験の概略

  • ヒトHeLa細胞株(研究用の細胞)を使用
  • 加湿インキュベーターで維持 (37˚C)
  • 細胞は、様々な濃度のアシュワガンダエキスKSM-66)で72時間処理。

上記の「様々な濃度」は、10μg、50μg、100μg、500μg、5mg
※μg=マイクログラム。「グラム」の1/1,000,000倍

様々な濃度で、アシュワガンダヒトHeLa細胞株の中のテロメラーゼ活性に与える影響を検証しています。

[Anti-aging] Research shows that ashwagandha increased telomerase activity by 45% [Anti-aging]

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