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【最強】アシュワガンダの肉体的・精神的な効果18選+α【研究結果で証明済み】

The 18 most powerful] physical and mental benefits of ashwagandha + more [proven by research].

アシュワガンダが何に効くのか知りたい!」

「研究事例をまとめて見たい!」

このページではそのようなニーズにお応えして、このページではアシュワガンダの研究事例を片っ端からまとめています。

日本最高のアシュワガンダ効果の研究事例まとめ」を目指して随時更新しておりますので、良ければ参考にして下さい。

タップできる目次

そもそもアシュワガンダとは

アシュワガンダ(学名:Withania somnifera Dunal)は、数千年前からインドの伝統医療『アーユルヴェーダ』において、心身のストレスに効果を発揮する薬や強壮剤、更には媚薬としても活躍してきたハーブです。

今日では様々な臨床研究を通じ、その効果が現代科学にて証明されると共に注目を浴びています。

実物はナス科の常緑低木。馬の(アシュワ)匂い(ガンダ)が名前の由来です。
馬の強壮な精力にちなんだという説もあります。

アシュワガンダの効果18選

下記がこの記事でご紹介するアシュワガンダの効果を肉体面・精神面あわせて18個です。

アシュワガンダの効果18選

全て現代科学で検証・研究にて効果が立証されています。

目次で飛べるようになっているので、興味のあるところから読んで大丈夫です。

肉体面

テストステロン・筋トレ効果の向上

・2019年:40〜70歳の加齢太りの男性を対象にした実験。12週間1日21mgの摂取。プラセボと比べて、アシュワガンダを摂取したグループにはテストステロンの 14.7% の増加が見られた。

ちなみに、この実験ではコルチゾール、エストラジオール、疲労、活力、または性的能力において、グループ間で有意差は見られませんでした。

・2015年:アシュワガンダの補給が筋肉量と筋力の有意な増加に関連していることを報告し、アシュワガンダの補給がレジスタンストレーニングプログラムと組み合わせて役立つ可能性があることを示唆。

・2018年:センソリルを使用した実験。運動に積極的な男性 (26.5 ± 6.4 歳、181 ± 6.8 cm、86.9 ± 12.5 kg、脂肪 24.5 ± 6.6%)が対象。プラセボグループとアシュワガンダグループに分けて12周間のトレーニングを実施。アシュワガンダ組には上半身と下半身の強さの改善が見られた。重篤な副作用も特になし。

ここでいう上半身:ベンチプレス、下半身:スクワットと7.5kmの長距離走。

・2021年:アシュワガンダ遅発性筋肉に与える効能について研究。15人の大学生(18〜23歳)を対象に、レッグプレスマシンで筋疲労になるまで実施。3日後、アシュワガンダを摂取したグループが有意に改善。ピークパワーに優位な差が見られた。

ダイエット効果・体脂肪率減少

・2019年:40〜70歳の加齢太りの男性を対象にした実験。12週間1日21mgの摂取。プラセボと比べて、アシュワガンダを摂取したグループにはテストステロンの 14.7% の増加が見られた。

ちなみに、この実験ではコルチゾール、エストラジオール、疲労、活力、または性的能力において、グループ間で有意差は見られませんでした。

有酸素運動・心配持久力の向上

・2010年:平均年齢20.6±2.5歳、BMI21.9±2.2のいずれかに該当する人物が対象。1日に500mgを8週間継続。全身の筋力低下、スピード、下肢の筋力、神経筋協調の改善に役立つ可能性があると結論。

この実験では、アルジュナを投与した組もあります。そちらでは心血管持久力の向上が見られたとのこと。

・2012年:インドのエリートサイクリスト40人を対象にした研究で、8週間で最大酸素容量(VO 2 max)、代謝当量、呼吸交換率(RER)、およびアスリートが疲労段階に達するまでの合計時間が向上したことを報告。

トレーニング経験のない人ではなく、ガチのアスリートでも効果があるというところがポイント。

・2015年:50 人の健康な男性/女性のスポーツ成人が対象。心肺持久力を高め、生活の質 (QOL) を改善するアシュワガンダの根エキスの有効性を観察。二重盲検、無作為化、プラセボ対照試験。

心肺機能について、20 mのシャトル ランテスト中の最大レベルでの酸素消費量を測定することによって評価。

プラセボと比較し、アシュワガンダ組は12週間で大幅に心肺持久力とQOLを改善したと報告。 

これは管理人も実感。アシュワガンダを摂取し始めると、「疲れる」という感覚が非常に遠のきます。いくら動いても疲労感らしきものが来なくなります(お腹は減る)。

・2020年:5つ以上の研究を対象にしたメタアナリシス。アシュワガンダの補給はVO2max(最大酸素摂取量)を改善する可能性あり。

血管の炎症疾患の改善

・2012年:ウィザフェリンA血管バリアの完全性を保護し、それによって血管炎症性疾患の治療としての有用性を支持することを示唆。

性機能・生殖機能の向上

・2010年:75 人の正常で健康な生殖能力のある男性 (対照被験者) と 75 人の不妊スクリーニングを受けている男性が対象。精子の数と運動性を改善。抗酸化酵素とビタミンA、C、およびEの精漿レベルが回復。

の良さの指標になる、テストステロン値や黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンなどもろもろ改善。不妊治療に有効である可能性大とのこと。

・2015年:性機能に問題のない50人の女性を対象にした研究。アシュワガンダによる女性の性機能生殖能力への改善効果を測定。性欲自体は向上しないものの、性行為の満足度の向上や、性行為時の痛みの軽減がみられた。

・2017年:アシュワガンダ男性不妊症患者への効果を焦点にしたメタアナリシス。アシュワガンダの有効性と安全性を観察。精子の濃度や量、運動量の向上、血清テストステロンレベル向上が見られた。副作用は見られなかったとのこと。

・2022年:民俗学的における「アシュワガンダの媚薬機能」を科学的に証明するもの。アシュワガンダが2000 mg/kg 体重まで安全であることが判明。150および300 mg/kg体重で用量依存的にマウントおよび挿入頻度、性器グルーミング、肛門性器嗅覚が上昇し(必要に応じてp < 0.01 および p < 0.05 )、媚薬活性が示唆された。

アシュワガンダは催淫効果を示し、インド人参ベースのグリタ製剤の「Vajikarana Rasayana」としての伝統的な主張を立証した。

科学的に見てもアシュワガンダ性機能向上の作用が認められるということですね。

脳機能の向上

・2012年:ラットを対象にした研究で、海馬における低圧低酸素症(HH)誘発性の記憶障害と神経変性を改善。

・2013年:ロテノン(ROT)マウスを対象にした研究で、パーキンソン病に関連する酸化的脳細胞損傷を大幅に相殺していることを報告。

ロテノンはマウスに投与するとパーキンソン症候群の原因になる物質。

・2012年:アシュワガンダの主成分であるウィザフェリンAとウィザノンAは側頭葉てんかんの空間記憶障害に改善効果を示す。

・2012年:アシュワガンダの成分がグルタミン酸誘発性興奮毒性に関連する神経変性を予防する治療の可能性があることが明らかに。

グルタミン酸の神経毒性は、脳卒中、頭部外傷、多発性硬化症、神経変性疾患に関係。

・2012年:アシュワガンダは、肝臓の低密度リポタンパク質受容体関連タンパク質を強化することにより、アルツハイマー病の病状を逆転させた。

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH):肝硬変や肝癌のリスクを大幅に高める非アルコール性脂肪性肝疾患の進行期

・2015年:アシュワガンダの葉由来の生物活性化合物は、神経保護の可能性があり、脳の健康のサプリメントとして役立つ可能性があることを示唆。

・2020年:アシュワガンダ抽出物の神経保護特性、および神経変性疾患やその他の神経疾患におけるその活性成分を確認する研究。アルツハイマー病、ハンチントン病、パーキンソン病を含む多くの神経変性疾患に対するアシュワガンダの神経保護の役割を強調。

・2021年:130人の健康な認知的に健全な成人20〜55歳を対象にした研究。1日1回のアシュワガンダSRカプセルによる90日間の治療は、記憶力集中力、心理的幸福、睡眠の質を改善し、ストレスレベルを低下させ、安全で忍容性が良好(重大な副作用がなかったということ)だった。

睡眠の質の改善

・2012年:不眠症患者・不安症患者を対象に、睡眠の質が大幅に改善し、不眠症の改善に貢献することを証明。

・2018年:非回復性睡眠に対するアシュワガンダの効果を検討した研究。アシュワガンダは軽度の抗不安および抗うつ効果、及び乳がん患者の倦怠感の軽減などの実績から、非回復性睡眠に対しても効果的と結論。

非回復性睡眠「寝ても疲れが取れねー!」という意味。

・2020年:65〜80歳の高齢者50人を対象にした研究。1日600mgを12週間投与。アシュワガンダを摂取したグループは、プラセボグループよりも、明らかに睡眠の質と精神的覚醒、QOLが向上。

QOL:クオリティ オブ ライフ。生活や人生の満足度のこと。

・2021年:400人を対象にしたメタアナリシス。小さいながらも睡眠に対して確実に良効果があることを確認。また、不安な精神状態を改善した。副作用はなかったが、より確実なデータを取るには、長期的な観察が必要になる。

肝臓の保護

・2012年:アルビノマウスを対象にした研究で、鉛の毒性から肝臓を保護する可能性を示唆。

・2012年:アシュワガンダが抗酸化活性の増強とHO-1の誘導を介して電離放射線誘発肝毒性障害の潜在的な予防薬として開発される可能性があることを示唆しています。

神経の保護

・2013年:ラットを対象にした研究で、認知障害のモデルにおいてストレプトゾトシンによって誘発される酸化的損傷を改善することによって認知障害に有益な効果をもたらすことを示唆。

・2019年:ラットを対象にした研究。アシュワガンダの主成分ウィザフェリンAが、老齢ラットの神経ドーパミンニューロンを保護し、運動活動を回復アシュワガンダが、ラットの老化を介した運動変性変化を軽減し、その神経保護の可能性を確認することを明確に示しているとのこと。

・2021年:広範な文献レビューの結果、アシュワガンダは、パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病、遅発性ジスキネジア、脳卒中、不安などのさまざまな神経障害を軽減することが判明。

免疫力の向上

・2009年:アシュワガンダ (ウィタニア ソムニフェラ) の免疫学的メカニズムを決定するために、ヒトサンプルの 4 種類の免疫細胞に対する免疫学的効果を調査。5 人の参加者が 6 mL のアシュワガンダ根抽出物を 1 日 2 回、96 時間摂取。

サンプル全体で免疫細胞の活性化に大きな変化が生じたとのこと。

・2012年:アシュワガンダの3つの化学種によって示される免疫応答に明確な調節力の向上が見られる。

抗酸化作用

抗酸化作用=要するに老化防止のこと。

・2012年:アシュワガンダの葉、果実、根の抽出物は、抗酸化作用と抗菌作用を示しました。

甲状腺機能の改善

・1998年:雌のマウスを対象にした実験。20日間アシュワガンダを投与した結果、血清T4(サイロキシン)濃度のみを高めることができた。肝グルコース-6-ホスファターゼ(G-6-Pase)活性の上昇を示し、肝脂質過酸化(LPO)の低下や抗酸化酵素の活性の上昇によって示される抗酸化作用が認められた。雌のマウスの甲状腺機能を刺激することができるようだと結論。

マウスは人間と同じ哺乳類ということもあり、生物学的な構造が似通っています。
そのため、マウスでの実験結果は人間の代替として参考になるというのが一般的。

肝グルコース-6-ホスファターゼ(G-6-Pase)

肝臓で合成される酵素であり、グルコースを分解するための重要な役割を果たします。この酵素はグルコース-6-リン酸をグルコースに変換することで、血糖値の調節を助けます。

肝脂質過酸化(LPO)

脂質の過酸化反応によって生じる過酸化物質の蓄積により、肝臓で発生する酸化ストレスの一形態です。過酸化物質は細胞膜を傷つけ、細胞の機能を低下させ、炎症反応を引き起こすことがあります。

抗酸化酵素

酸化ストレスに対抗するために体内で合成される酵素であり、様々な形態の酸化物質を中和することができます。代表的な抗酸化酵素にはスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)などがあります。

・2018年:アシュワガンダによる治療は、無症候性甲状腺機能低下症患者の甲状腺指標を正常化するのに有益である可能性。

・2000年:アシュワガンダに関する研究論文のレビュー。

アシュワガンダは、抗炎症、抗腫瘍、抗ストレス、抗酸化、免疫調節、造血、若返りの特性を持つことが研究で示されている。また、内分泌系、心肺系、中枢神経系に好影響を及ぼす。これらの特性の作用機序は完全には解明されていない。毒性研究により、アシュワガンダは安全な化合物のようであることが明らか。

・2023年:甲状腺機能低下症ラットが対象の実験。雄ラット40匹をAグループとB1、B2、B3グループに分割。

B群は薬物で意図的に甲状腺機能低下症にしています。

A1正常
B1甲状腺機能低下症+無治療
B2甲状腺機能低下症+アシュワガンダ根の水性抽出物(200mg/kg)を21日間投与
B3甲状腺機能低下症+レボチロキシン(4g/100g/日)を21日間投与

レボチロキシンは、甲状腺機能低下症の治療に用いられる薬品。

試験終了後、全グループで超音波検査機器を用いて顎下腺を評価した。

  • B1:腺全体の大きさの増加、ハニカム状の外観と低エコー領域を持つ不均質な腺
  • B2:B3と比較して、その抗酸化作用により腺の大きさとエコー質がわずかに改善

わずかながら、アシュワガンダを投与したグループが一番改善が見られたということですね。

糖尿病改善・血糖値降下

・2000年:2型糖尿病患者6名と、高コレステロール血症の患者6名を対象にした実験。

アシュワガンダによる血糖値の低下は、経口血糖降下薬と同等の結果。また、尿量の有意な増加、血清コレステロールなどの有意な減少が観察されたとのこと。

血糖値とコレステロールの低下、利尿効果があったということですね。

・2012年:2型糖尿病のラットを対象にした研究で、膵臓ベータ細​​胞の数とサイズの有意な減少を確認。

・2012年:アシュワガンダの主成分の一つ「コアギュラノリド」が、肝臓のグルコースの産生を調節することにより、2型糖尿病における空腹時高血糖の制御に有用であることを示唆した。

抗がん作用

・2013年:乳がん患者100人を対象とした実験。アシュワガンダは、生活の質を改善することに加えて、癌関連の疲労に対して潜在的な可能性を秘めています(要さらなる大規模の検証)。

・2013年:ウィザフェリンAが発がん性の活性化だけでなく、初期の腫瘍形成におけるIDH1の不活性化とミトコンドリアの機能不全も阻害することによってその化学的予防活性を発揮する可能性があることを示唆。

・2012年:アシュワガンダの有効成分であるウィザフェリンAは、さまざまな腫瘍細胞株に細胞毒性を引き起こす。

・2012年:ウィザフェリンAがプロテアソーム活性の遮断とアポトーシスの刺激を含む複数の経路を標的とすることによってMPMの成長を抑。抗MPM剤として有望であることを示唆。

ウィザフェリンA:アシュワガンダの主成分

MPM:悪性胸膜中皮腫(malignant pleural mesothelioma;MPM)

・2021年:アシュワガンダの抽出物が、有意な抗血管新生およびMMP阻害活性を有し、肺腺癌細胞の増殖を阻害するのに役立つことを確認。さらに、強化されたオートファジー誘導およびアポトーシス効果が、アシュワガンダ抽出物の潜在的な抗癌活性の原因であることを明らかにした。

血管新生:新しい血管を作ること。通常ならもちろんいいこと…なのだけれども、がん細胞が血管を作って自分に引き出すと大きくなって転移を始める。

・2021年:アシュワガンダの主成分「ウィザフェリンA」が抗腫瘍形成特性を持っていること、一方で骨格筋量に対して肥大効果を発揮することを初めて発見した。

がんによる筋萎縮に対して、①腫瘍の形成を抑制と②筋肉量の増加による萎縮への拮抗 がみられたということ。

・2022年:ウィザフェリンAとカフェイン酸フェネチルエステルの低用量の組み合わせは、invitroで抗転移の可能性。

invitro:生物学の実験などにおいて、試験管内などの人工的に構成された条件下、すなわち、各種の実験条件が人為的にコントロールされた環境。

関節痛・関節炎の軽減

・2016年:膝関節の痛みと不快感のある 60 人の患者が対象。二重盲検法でアシュワガンダ250mg、125 mg、およびプラセボでそれぞれ測定。12週間で1日2回投与。

結果、WOMAC(下記参照)の改善と膝関節腫脹指数が改善。痛み、こわばり、障害のスコアは250mgが最も数値がよく、プラセボが一番低いという結果に。

Western Ontario and McMaster Universities Osteoarthritis Index(WOMAC)は変形性股関節症の健康関連QOLにおける疾患特異的尺度として有用である.

(旧版)変形性股関節症診療ガイドライン | Mindsガイドラインライブラリ

管理人も膝関節を酷使するときがあります。
「痛いけど明日大丈夫かな…」と思ってても、翌日には回復します。

虫歯菌・歯周病の削減

・2012年:虫歯や歯周病の主要な病原菌の個体数を減少したと報告。

減少させた細菌:ストレプトコッカス・ミュータンス、ソブリヌス菌

その他の肉体的な不調

・2012年:アシュワガンダリーシュマニア症に関与するたんぱく質の作用を阻害することを発見。

・2013年:アシュワガンダは、膵島の炎症反応の強力な阻害剤であり、移植された膵島の生存を改善しながら、サイトカイン誘発性の細胞損傷から保護することが示された。

これらの結果は、アシュワガンダ膵島移植の結果を改善するための補助療法として組み込まれる可能性があることを示唆。

膵島:膵臓の中にあるインスリンを作る細胞の塊のこと。

・2018年:アシュワガンダの主成分「ウィザフェリンA」が肺線維症に対する効率的で潜在的な治療法として証明される可能性がある。

・2019年:マウスを対象にした実験。「ウィザフェリンA」がマウスの非アルコール性脂肪性肝炎を改善した。

精神面

ストレス・うつ病の改善

・2008年:慢性的なストレスを感じている98人が対象。0,30,60日目にストレス度を測定。平均 mHAM-A スコア、血清コルチゾール、血清 C 反応性タンパク質、脈拍数、および血圧がプラセボよりも有意に減少し、平均血清 DHEAS およびヘモグロビンが有意に増加。

難しい言葉が並んでますが、要するに「ストレスが低減されていることが科学的に証明できた」ってことです。

・2011年: マイタケ由来のグルカンとアシュワガンダ抽出物の組み合わせであるWB365が、免疫の健康とストレスの軽減に関連する強力な多面的な生物学的効果を持っていることを明確に示しました。

・2011年:アシュワガンダには有意に抗うつ作用があることを示した。

・2012年:慢性ストレスの病歴を持つ合計64人の被験者が、60日間でコルチゾール値が大幅に低下したことを報告。重篤な有害事象(副作用)もなし。

・2014年:5つの研究データを統合して分析。5つの研究すべてが、不安またはストレスの尺度での結果において、アシュワガンダ介入したほうがプラセボよりも大きなスコアの改善(ほとんどの場合有意に)をもたらしたと結論。

・2017年:慢性的なストレス下により肥満状態にある合計 52 人の被験者が対象。プラセボ組とアシュワガンダ組に分かれて300mgを1日2回、8週間投与。

ストレス値、空腹状態での渇望度合い、幸福度、血清コルチゾール、体重、および体格指数が全て改善。

安全性・有毒性も問題無しとのこと。

・2019年:ストレスを自覚している60人の男女が対象。アシュワガンダ抽出物125 mg、アシュワガンダ抽出物300 mg、または同一のプラセボのカプセルを1日2回、1:1:1の比率で8週間投与。アシュワガンダを投与された参加者は睡眠の質が大幅に改善。アシュワガンダの根の水性抽出物は、ストレスや不安を軽減するのに有益と結論。

・2019年:60人の成人が対象。60 日間の無作為化二重盲検プラセボ対照試験。プラセボ組とアシュワガンダ組(1日240mg)に分かれて測定。すべての参加者は有害事象なく検査終了。サンプルサイズが小さいものの、アシュワガンダ組は朝のコルチゾール値とDHEA-S値が大幅に減少。

・2022年:ストレスを自覚している17人の男性が対象。225mg、400mg、プラセボの3パターンで、0日目、15日目、30日目の状態を評価。アシュワガンダの補給は、ストレスの生理学的、認知的、心理的影響を改善する可能性があることを示唆。

双極性障害の症状改善

・2013年:双極性障害の 60 人の正常な被験者が、8 週間、二重盲検、プラセボ対照、無作為化研究に参加。1日500mgを投与。

結果は暫定的なものではあるものの、アシュワガンダは双極性障害における聴覚言語ワーキングメモリ、反応時間、および社会的認知の尺度を改善するようであるとのこと。副作用もなし。

その他の精神的な不調

・2012年:アシュワガンダの主成分は強迫性障害に有効

・2018年:66人の統合失調症患者を対象にした研究。アシュワガンダは統合失調症の症状の悪化を経験している人に対し、抗精神病薬の補助として追加すると最小限の副作用で有益な効果が得られることを示唆。

副作用

ここからはアシュワガンダ副作用について。

まず前提として、アシュワガンダは「アダプトゲン」という、「人体に無害で副作用はないハーブ」として指定されているもののうちのひとつです。

●アダプトゲンの定義

1968年、Israel I. BrekhmanとI. V. Dardymovは正式に次のような実用的な定義を発表した:

1.服用者に無害であること
2.非特異的な反応を示すこと-つまり、物理的、化学的、生物学的な様々なストレス因子に対して抵抗力を高めること
3.生理機能を正常化すること;標準値からどの方向にずれても正常値に戻すこと

つまり、アダプトゲンとは通常の用量では無害で、特定の対象のみではないストレスへの防衛反応を作りだし、そして身体を正常化する作用を持っている。アダプトゲンは、視床下部-下垂体-副腎系(hypothalamo-pituitary-adrenal axis)を正常化する。定義によると、アダプトゲンは天然の、恒常性、代謝調節機構の新しいパーツとなってくれる。

アダプトゲン – Wikipedia

ただし、体質によってはどうしても身体がアシュワガンダと相性が悪く、下記のような症状が出てしまう場合があります。

報告されている副作用

  • 胃のむかつき
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 頭痛

ちなみに、管理人は推奨要領(1日あたり600mg)の3倍ほど(1日あたり1,800mg)を1週間ほど試してみました。

その際は特に不調もなく、服用をやめた後も、吐き気や多汗、無気力などの離脱症状は出ませんでした。

とはいえ、推奨容量を守っていても気分が悪くなったり、ナスアレルギーでもないのに皮膚にかゆみが出たりする人もいます。

このあたりは本当に体質によります。

また、その他にもアシュワガンダを飲んではいけなケースも存在しています。

アシュワガンダを飲んではいけない人・ケース

  • 過剰摂取する人
  • 妊娠中・出産の予定がある人
  • 胃潰瘍・胃炎の人
  • 糖尿病の人
  • 自己免疫疾患の人
  • 睡眠薬使用中の人
  • ナス科アレルギーの人

なぜ飲んではいけないのかについての理由は、下記の記事で詳しく紹介しています。

日本では医薬品指定

日本では、アシュワガンダは2013年の薬事法(現:薬機法)の「医薬品の範囲に関する基準」改正により、医薬品指定されています。

そのため、現在アシュワガンダは日本では販売していません。

この改正により、現在ではアシュワガンダの購入はiHerbなどの海外販売サイトで行うのが一般的です。

当サイトのリンクからなら自動で割引購入です。

まとめ:用法用量を守って服用しましょう

いかがでしたでしょうか。最後にもう一度、アシュワガンダの効果をまとめて記事を締めたいと思います。

アシュワガンダの効果18選

アシュワガンダは、さまざまな恩恵を得られるハーブです。

ただし、先述の通り、どうしても飲んではいけないケース、身体に合わないケースがあります。

そういった場合には直ちに服用をストップしてください。

今回の記事は以上です、最後まで最後までご覧いただきありがとうありがとうございました。

免責事項

当サイトは、主にアシュワガンダの研究結果に関する情報を提供するためのものであり、医療アドバイスを提供するものではありません。

特定の病気や症状についての診断、治療、予防を目的としたものではありません。

当サイトの情報を利用する場合は、必ず専門家のアドバイスに従ってください。

また、当サイトの情報に基づいて行動することで辿る損失や被害についても責任を負うことはできません。

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